絵画

2016年10月21日 (金)

鳥獣戯画が九州に!

一昨年に京都で、昨年には東京で開催された「鳥獣戯画展」(「京都 高山寺と明恵上人 -特別公開 鳥獣戯画ー」)が、今年は遂に大宰府の九州国立博物館にやって来ました!(10月4日~11月20日)

鳥獣戯画も、高山寺の子犬像も大好きな私としては、これは行かないわけにはいきませんhappy01
というわけで、先週、前期展示を観て来ました。
何度観ても楽しいのは、作品自体の魅力はもちろんですが、それぞれの会場で展示や紹介に違った工夫がされていることもあります。
京都では博物館の前庭で鳥獣戯画のスタンプラリーができたり、東京はロビーに子犬像のレプリカと写真撮影できるコーナーがありました。
今回、九国は京都や東京のような会場外で楽しめる場はありませんでしたが、高山寺の開祖、明恵上人を漫画で紹介する冊子など、親しみやすくて面白いと思いました。
展示からも明恵上人の人物的魅力が、よく伝わってきました。

また、毎回、図録やグッズ等、違うのが出てくるので、それもまた楽しみのひとつです。
ついつい財布のひもが緩んでしまうのには、困りますが…moneybag
今回も可愛いグッズに、目移りしてしまいましたcoldsweats01

ただ、絵巻ということもあるのでしょうが、前期、後期両方いかないと、すべては観られません。
近年は、前期後期で作品を入れ替える展覧会が多いですね。
遠方の人間にとっては二度行くのは困難ですし、料金も二倍かかります。
主催者側の都合、思惑があるのでしょうが、見学者に親切な仕組みではないと思います。

特別展を観たあと、久しぶりに常設展示も見学しましたが、充実した内容に時間を忘れて過ごしました。
特に感動したのが、九万年前の阿蘇の噴火の火砕流で焼け焦げた樹木の展示です。
なんと、発見されたのが大分県の本匠村(現在は佐伯市)とのこと。
阿蘇からそんなところまで、火砕流が流れていったとは…。
スケールの大きさに驚くと同時に、九万年前の樹を目の前にした感動で、しばらく見入ってしまいました。

東京の「鳥獣戯画」展の、ものすごい行列と待ち時間を経験したので、覚悟して行きましたが、平日だったこともあってか、拍子抜けするくらいすぐ観ることができました。
それでも週末などは二時間待ちのこともあるとか。
終盤になるほど、来館者も増える可能性があります。
もし、行きたい方は、お早めに(^^)

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博物館に隣接する、太宰府天満宮にあった大楠。
こういう大樹を見ると、いつも畏敬の念に打たれますshine

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2015年7月 3日 (金)

鳥獣戯画展

もう先々月末のことになってしまいましたが…。
(月日の経つのが速くて愕然としますsweat01
東京国立博物館で開催されていた、「鳥獣戯画 高山寺の至宝展」を観て来ました。
昨年の秋に、京都で前期展示を観たので、今回は後期展示を見学。

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高山寺の子犬像には、今回もじっくり対面できて、幸せでしたshine

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↑写真も撮れる、子犬像のレプリカがロビーに置いてありました!

人気の鳥獣戯画甲巻を観る列の異常な多さには驚きましたが、やはり動物の可愛さ、躍動感は際立っており、素晴らしかったですdiamond

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2014年11月 8日 (土)

京都へ

久しぶりの書き込みですcoldsweats01

先日、京都国立博物館で開催中の「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展に行って来ましたbullettrain
美術作品の中でも、自然や生き物を表現したものが好きなのですが、鳥獣戯画の甲巻はうさぎ好きには、特にはずせません!
全巻修復後の初公開ということで、胸弾ませて出かけました。

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開館時間の30分ほど前に着いたのですが、すでに歩道には長い列。
入場後も、鳥獣戯画の甲巻を観るのにはまた列に並ばねばならず、すごい人気ぶりでした。
伸びやかなタッチで描かれた、うさぎやかえる、猿達の活き活きとした姿はなんとも楽しくて、観ていても自然とこちらも顔がほころんできます。
描いた人が、生き物が好きで、心から楽しんで描いているのが、伝わってくるようでした。
甲巻を観る列に並んでいる間、見学している人たちを眺めていたのですが、どの人もみんな柔らかな良い表情になっていましたshine

また、同時に展示されていた、高山寺所蔵の子犬像を観られたことも大きな収穫でした。
この子犬像、10数年前に何かで写真を観て以来、いつか実物を観てみたいと思い続けてきたものです。
実際に対面すると、いつまでも観ていたくなる愛らしさcute
甲巻は立ち止まって観ることもできない混雑ぶりでしたが、こちらはゆっくりと心ゆくまで観ることができ、幸せなひとときでした。

高山寺の開祖である明恵上人は、動物を愛された方だと伝わっているとか。
そんな上人ゆかりのお寺だからこそ、鳥獣戯画や子犬像が、長い間大切に守られてきたことに納得です。

鳥獣戯画も子犬像も、作られてから800年という時を経ています。
それだけの長い時を越えても、なお多くの人の心を惹きつけるとは、なんと素敵なことでしょう。
目と心にたっぷり栄養をもらった、京都への旅でしたmaple







 

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2013年3月 7日 (木)

ガタロさんのこと

先日、NHKのEテレで放送されたハートネットTvの「“清掃員画家”ガタロの30年」という番組を観ました。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2013-03/05.html

広島で清掃員として30年働きながら、絵を描き続けているガタロさん(画家としての名前です)という男性を紹介したものですが、素晴らしかったです!

ガタロさんの絵の主な題材は、自分の仕事の大事な相棒である清掃道具です。
去年初めての画集「素描集・清掃の具」(題名がまたいいですね!)を自費出版されたそう。
その絵は、温かく力強くて、とても魅力があります。
知り合いだったホームレスの男性を描いた、何枚もの絵も印象的でした。
使っている仕事道具も、そうして絵の画材もすべて、捨てられていたものだとか。
黙々と誠実に働き、描き続けてきた人生は清々しく、心を洗われる想いがしました。
また、看護師として働かれている奥様も素晴らしい方で、ご夫婦としても素敵でしたshine
生きることに寄り添うように創作がある。
ガタロさんの姿には、先日の黒田夏子さん同様、創作の原点を再確認させられた気がします。

12日火曜日の午後1時5分から、Eテレで再放送がありますので、ご興味を持たれた方はぜひ、観てみられることをお薦めしますtv

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↑ 近所の早咲きの桜cherryblossom
 もう満開です。植物に詳しい友人によると「暖地」という品種の桜だそうです。

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2012年2月29日 (水)

読書感想画コンクール

先週の22日~24日で、久しぶりに東京へ行って来ましたairplane
というのも、24日に読書感想画コンクールの受賞者表彰式が、東京の如水会館という所で開催されたからです。
そこで、私の著書『七草小屋のふしぎな写真集』の感想画を描いてくれた、仙台市の小学5年生の女の子の絵が優良賞に入選したのですshine
指定図書になっていたわけではなく、自由課題での受賞。
それは、あまたある本の中から選んで描いてくれたということで、すごく嬉しいことです。
著者へも授賞式に招待状が届きますmail
受賞者も仙台から来るとのことでしたし、挿絵を描いてくださった画家の菊池恭子さんにも久々にお会いできるということで、いそいそと出かけて行きましたhappy01

厳かななかにも温かみのある表彰式が終わったあとは、立食のパーティがあり、そこで初めて入選作を見ることができましたart

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会場の明かりが反射していて、イマイチの写りですが…sweat01
『七草小屋のふしぎな写真集』のなかの、第4章・たなばた音楽会のシーンを描いてくれていましたnight
絵の題名は「愛と希望のメッセージ」!!
色使いがとっても綺麗で、雰囲気もあり、ほんとうに素敵な絵でした。
高山植物もちゃんと調べて、ひとつひとつ丁寧に描いてくれていて、菊池さんと一緒に、ただただ感激diamond
受賞した女の子も、利発そうな可愛い子でした。
仙台市内のその子の通う学校は、地震で大きく傷み、現在は仮住まいのプレハブ校舎とか。
いろんな想いをしたなかで、この本を選び、描いてくれたことを思うと、著者としてはありがたく、そして嬉しいばかりです。
おかげで、私も貴重で素晴らしい体験をさせてもらった日でありました。

その後、編集者さんと菊池さんと3人で近くの北の丸公園を少しだけぶらぶらshoe

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大きな木がたくさんあって、気持ちの良い公園でした。

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隣接して建つ科学技術館。壁の穴が星型なのに注目!eye

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2011年11月27日 (日)

「よりみち」

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「よりみち」

ふと
呼びとめられた気がした
急ぎ足の帰り道

甘い香りを追いかけ
階段を降りたら
迎えてくれたのは
ヒイラギモクセイ

こんなところに
いたんだね

駐車場のかたすみで
ひっそいりと咲いた
ひかえめな白い花

また
顔見知りができた

夕暮れのおくりもの
ささやかな
秋のよりみち

                   詩集『宇宙のすみっこ』より

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○о

なにやら、今年の秋は、やっと来たかと思ったら、急ぎ足で去って行こうとしているようです。(もう去ってしまったのかもしれませんが…sweat01
薄手のジャケットを着る間もなく、中綿入りやダウンジャケットの出番になってしまいました。
北の地方からは、雪の便りも聞かれるようにsnow
今年は、この詩に書いたヒイラギモクセイの花の時期には会えませんでした。
それでも、近くに行った時には、こんもりと丸く刈り込まれた深緑色の樹に、胸の中で声をかけていきます。
「元気?」とか「寒いね」とかpaper
樹木、犬、猫、鳩などなど…。
長崎に越して来てもう7年以上。
人間以外の顔見知りも少しずつ増え、かれらと出会うことも、外出の楽しみのひとつですshoe

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2011年10月15日 (土)

落ち葉の季節

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よく行く郵便局の近くに、大きな銀杏の木があります。
生えているのは、大通りに面した、古い一軒家の庭先house
塀と母屋の間の、庭とも言えない狭いスペースいっぱいに、どっしりと立っています。
毎年、秋になると、葉が見事に黄葉して目を楽しませてくれます。
その頃になると、歩道も落ち葉の黄色で染まりますdiamond
ただの通行人である私などは、秋らしい風景で気に入っているのですが、落ち葉を迷惑がる人も最近は少なくないと聞きます。
たしかに掃除する人は大変なことでしょうsweat01
そこはどうやら空き家のようなので、いつか取り壊される日がくるかもしれません。
その時、この大銀杏はどうなるのかな…と今から気になっています。
せっかくの大樹。
移植してでもいいから、保存して欲しいと願うばかり。
また今年も、黄葉した姿を見るのを、楽しみに待っているところですnote

秋の夜長に、落ち葉をパステル画で描いてみましたart

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2011年5月12日 (木)

「山のひかり」

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「山のひかり」

山のなかに
ぽつん とひとつ
ともるあかりが
なつかしいのは
なぜだろう

黒々とうずくまる
闇の奥で輝く
一番星のように
いとおしいのは
なぜだろう

胸底の孤独を
ほのかに照らし
あたためる
見知らぬだれかの
ともし火

たったひとつの
山のひかりが

                 こっとんの葉ノートより

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜

今日は雨が降ったりやんだり。
きのうまでの、ひどい蒸し暑さはおさまりましたが、まだ湿度は高いっsweat01
近くの山々は、白い霧の中に沈んでいますmist
それもまた、幻想的でいいものですconfident
山はいくら眺めていても飽きませんshine

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2011年4月26日 (火)

「リズム」

 「リズム」

どんなに小さな
虫のなかでも
心臓がちゃんと
うごいている
やすむことなく
きまじめに
きちょうめんに

わたしのなかでも
心臓はうごいている
ときにはやく
ときにゆっくりと
わたしの心に
よりそうように
かなでつづける
たしかなしらべ

草かげも
地面の下も
海の底も
町のかたすみも
この星は
いのちの音色で
満ちている

いまをきざむ
やさしいリズムに
つつまれている

                                  こっとんの葉ノートより

Photo

時々ですが…。
心臓って偉いなあ…と思うことがあります。
なにしろ、私が生まれてこのかた、1日も休まずに動き続けてくれているのですから。(休まれたら、大変なことになりますsweat01
しかも、目をこらさないと気付かないほど、小さな虫のなかにもちゃんと心臓があって、それがやっぱりちゃんと動いていることにも、感動せずにはおれません。
自然の神様って、すごい…とshine
生き物それぞれが、それぞれのリズムで、いのちの音色を休むことなく奏でているのですねnote
それは、とても儚くて、脆いものですが、同時に逞しいリズムでもあります。
これからも、この星に、やさしいリズムが絶えることなく響いていきますようにconfident

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2011年3月30日 (水)

「たたみ屋さんの犬」

「たたみ屋さんの犬」

たたみ屋さんの犬は
しあわせだ
いつもご主人のかたわらで
こうばしい
い草の香りにつつまれて

晴れた日には
ひなたぼっこ
雨の日は
雨音を聞きながら
うとうと

ほかには
なんにもいらないよ
という顔をして

たたみ屋さんの犬は
きょうも
しあわせだ

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バス通り沿いにあるたたみ屋さんには、看板犬がいますdog
前を通る度に、バスの窓からこの犬を見るのが、私の楽しみですbus
気持ち良さそうに舗道で寝ている時もあれば、きりっとお座りして、人や車を眺めている時も。
雨の日には、お店の中にある犬小屋で丸くなっていたりもします。
学校帰りの子供達も、声をかけて通りすぎて行きます。
いつもご主人のそばにいて、見るからに幸せそうな犬の姿に、こちらまで気持ちが温かくなりますconfident

動物達の生き方はとてもシンプル。
幸せになるには、たくさんのことはいらないよ。
そう教えられる気がしますclover

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