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2020年6月

2020年6月25日 (木)

赤い首輪

   赤い首輪

顔見知りの野良猫

きょう 道で会ったら
赤い首輪をはめていた

ぼさぼさだった毛並みも
つやが出たみたい
顔つきも
柔らかくなって

「おうちができたんだね」
声をかけたら
「ナーン」
返事した

赤い首輪の鈴も
チリリと鳴った

               「こっとんノート」より

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~ ✿ ~ ✿ ~ ✿ ~ ✿ ~ ✿ ~ ✿ ~ ✿ ~ ✿

子どもの頃、実家で飼っていたチビという雄猫が、半年間、いなくなっていたことがあります。
諦めた頃に戻って来た時、びっくりしたのは、顔つきがすっかり険しくなっていたことでした。
薄汚れているのはもちろん、なんとも言えない迫力ある顔をしていたことを覚えています。
外暮らしをしていた半年間の厳しい日々を想像させるものでした。
それが、家に戻って過ごすうちに、みるみる元の顔つきに戻っていきました。
チビにとって、我が家は安心して過ごせる大切な場所だったのですね。

上記の詩、「赤い首輪」は実家の猫、黒猫のくろぶーがモデルです。
くろぶーも元はふらりと現れた野良猫。
道行く人に愛嬌を振りまいて、ごはんをもらって生きて来たようです。
去勢手術はされていたので、どこかの飼い猫だったとも思われます。
その後大怪我をしたこともあり、完全部屋飼いになり、今では毛並みもつやつや、ふかふか。
元気に過ごしています。

野良猫の生活は過酷です。
飼い猫の平均寿命が15年と言われるなか、野良猫は3~5年とも。
今は子猫が産まれる時期でもあり、各地で子猫が保護されているようです。
一匹でも多く、良き飼い主と巡り合って、幸せな一生を過ごして欲しいと思っています🐱

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2020年6月17日 (水)

白根厚子詩集『母のすりばち』

「小さな詩集」お仲間の白根厚子さんが4月に新しい詩集『母のすりばち』を詩人会議出版より上梓されました📖
遅くなりましたが、ご紹介を。

家族や友人とのかけがえのない記憶。
自然、命への想い、そして戦争への強い怒り。
詩人の言葉の翼は鋭く、優しく、そして時には軽やかに時空を飛び越えて古代人のフルートの音色を聴いたりもします。
読みながら、様々な光景が、想いが私の中に立ち上がりました。
特に、幼年時の戦争体験で白根さんの心に深く刻まれた、「戦争は無くさねばならない」という、揺るぎない信念は真っすぐに伝わって来ました。
3年前に亡くされたご伴侶のことを書かれた詩も胸に迫ります。

収録された作品の中より一篇。
長崎在住者として、被爆地の写真(おそらく長崎の原爆資料館にも展示されている写真ではないかと?)についての詩を。

       眺めてごらん

眺めてごらん
一枚の写真を
原爆が落とされ何もかも燃えてしまった
少女が茫々と広がる焼け野原を眺めている
足もとには髑髏がころがっている
あれは 少女の母親
ここに家族がいて
この街で暮らしていた
だのに母も 弟もいない 姉もいない

少女は眺めている
ただ眺めている
なにもない地平を

失ったものたちは
埋めようもなく
しがみついてくる


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2020年6月12日 (金)

6年間、そして5匹

今の住まいに越して来てから、6年が過ぎました。
新しい場所に引っ越す度に、私がまずすることは、歩いて行ける近所や、バスで通る道沿いの動植物チェックです。
犬、猫、亀、野鳥や昆虫をよく見かける場所や、好きな花が咲く場所等、出会う度に自分の頭の中の地図に書き込んでいきます。
普段は忘れっぽいくせに、そういうことは不思議と忘れません😅
とはいえ、外にいる猫や野生動物は自由に動き回るので、会えるかどうかは運次第💦
空振りもしょっちゅうです。
それに比べ、外飼いされている犬は、散歩などに出ていない限り確実に会えるので、前を通る度に確認するのが楽しい習慣になります。

ここに来た当初、私が確認できた外飼いの犬は5匹でした。
近所の庭やガレージに3匹、バスの窓から見かけるのが2匹🐶
勝手に眺めては、楽しんできました。
でもこの6年間で、1匹、また1匹と減っていき、とうとう先日、すべての犬を見かけなくなってしまいました。
最後までいたご近所のワンちゃんも、一昨日、前を通ったら犬小屋が片付けられていました。
最近はずっと具合が悪そうでしたし、一度だけ飼い主さんと立ち話をした時、「病気なんです」とは聞いていましたが…。
おとなしくて人懐こそうな白いワンちゃんでした。
どの犬とも、一度も触れ合ったこともなく、勝手に私が眺めていただけの関係。
それでも、いなくなると寂しさと不安が(どうしたんだろう?と)募ります。
もういないとわかっても、未だに、犬小屋があったあたりを確認してしまいます。
6年というのはあっという間でも、命ある者にとって(人間も含め)決して短い時間では無いのですね。
確かに、私のまわりでもこの6年、いろいろな変化がありました。
良くも悪くも、変わらないことは何一つ無いのだと、改めて思います。

最近は外で飼われている犬はめっきり減りました。
それは犬にとっては、きっと幸せなこと。
それでももし、これからも外で暮らすにワンちゃんがいたら、こっそり見守りたいと思います🐶

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↑ これは、前に住んでいた家のそばにいたワンちゃんです。
今も元気にしているのかなあ…。

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2020年6月10日 (水)

半年ぶりの再開

実に半年ぶりになりますが、ブログを再開することにしました。
もともと、訪問者の少ないブログゆえ、この記事を見て下さる方もいらっしゃるかどうか…😅
ですが、ボチボチとまた、自分自身の確認の為にも書いていきたいと思います。

このコロナ禍の中、ひとりで考える時間も増えました。
皆さまはどうお過ごしでしょうか。
勤めをしていない私は、家族以外、ほぼ誰とも話さない日々が、今も続いています。
ともすれば焦りそうになりますが、こんな時だからこそ、しっかりと心の目と耳を澄ませて、大切なことを見失わないようにしたいなと思っています。

なにしろ筆が遅くて…💦
これからもカタツムリペースかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

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新緑が目にしみます。

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愛用していたデジカメが壊れたので、新しい物を購入。
今度のは月が綺麗に撮れるので、嬉しくて、しょっちゅう夜ベランダに出て撮っています。
これは夕べの月🌕







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