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2018年3月

2018年3月17日 (土)

詩「迷い道」

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   迷い道

ふきの葉に
だれかが残した白いあと
ずいぶん迷ったんだね
あちらこちらに
曲がりくねって

どんないのちも
迷いながら生きている
ちいさな虫でも
自分で道をさがして進む
時には足もすくむだろう
引き返してもよいのだし

振り返れば
わたしのうしろにも
曲がりくねった道ひとつ
ぶかっこうでも愛おしい
ひとふで書きの迷い道

 「小さな詩集}18号・『子どものための少年詩集 2017』より

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生き物たちが、活発に動き出す季節になって来ました。
我が家でも、越冬中だったシジミチョウのサナギが黒くなり、羽化の準備を進めているようです。
いつも身ひとつで、生き抜く生き物たちには、いろんなことを気づかさせられます。
生き物との出会いから、いくつもの詩や物語ももらっています。
さて、今年も、どんな生き物に会えるのか、楽しみです

暖かくなって、猫達も日向でまったりしています。

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2018年3月10日 (土)

チヨチヨさんその後

前にシジミチョウのチヨチヨさんのことを書いてずい分経ってしまいました。
「チヨチヨさんはどうしていますか?」と気にかけて下さった方も何人もいらっしゃいました。
ありがとうございます。

チヨチヨさん、1月20日の夜に逝ってしまいました。
春の空に放してあげたかったのですが…。
その日の昼まではお皿の上にとまっていたのに、夜、寝る前に見たら、もう羽をたたんで倒れていました。
ちょうどその日、「小さな詩集」18号の原稿として、チヨチヨさんのことを書いた原稿を送ったばかりでした。
あっけない最期、でも最期までしっかり生き抜きました。
あんなに小さな命でも、しばらく時間を共有した存在がいなくなると、寂しいものですね。

今、チヨチヨさんは庭の植木鉢の片すみに眠っています。
この春には、ここからまたシジミチョウが羽化するかもしれません。
彼女(彼?)の分まで、自由を満喫し、生き抜いて欲しいと願います。

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↑ チヨチヨさんが眠る植木鉢。実家から移植した、スミレやキュウリグサが今年も自然と生えて来て、花を咲かせてくれています。
ベランダの、小さな野原です

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花粉症かと思っていたら、風邪だったらしく、先週は発熱し寝込んでしまいました。
季節の変わり目、皆さまも体調に気を付けながら、三月を楽しまれますように

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『猫年 2月30日』

久しぶりの記事アップです。
本のご紹介

詩人で作家の西沢杏子さんが、新しい本を出されました!

『猫年 2月30日』(てらいんく刊)です。

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小ぶりな大きさも、いい感じです。
中には「ねこ新聞」に掲載された、猫が登場する短いお話が8つ収録されています。
生き物に深い愛情を持たれ、今も猫達と暮らしておられる作者ならではの、ちょっと切なくも温かい、8つの味わいの物語です。
猫を通して、人生も考えさせられる深みがあります。
印象的な表紙の猫の絵は、作者の長女、糸信さんが少女時代に描かれたもの。
西沢さんと、糸信さんと、猫たちの素敵な共作になっています

西沢さんは佐賀のご出身。
九州育ちという以外にも、生き物好き、詩と物語の両方を書いている、という共通点も多く、尊敬する大先輩。
詩集、物語、何冊も出しておられるますので、ぜひ、手に取ってみられて下さい。

ズレる?―西沢杏子詩集 (子ども 詩のポケット)

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こちらは、丸山豊記念現代詩賞を受賞された詩集です。

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