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2016年9月18日 (日)

楓のこと

先月、8月15日、我が家の最年長猫、楓(ふう)が息を引き取りました。
15歳を目前にしての、あっという間の死でした。

私が実家への帰省から戻った8月9日夜に、何度も嘔吐したため、翌朝病院へ連れて行き点滴をしてもらいました。
その後の電話で、血液検査での腎機能数値がかなり悪いことを知らされ、翌日かかりつけの病院へ入院させることに。(10日はかかりつけの病院は休みだったのです)
でも、24時間点滴をしても、もう腎臓は全く機能することなく、獣医師と相談して、12日に家に連れ帰ることに。
それから15日まで、吐き気止めの注射をさせに病院に通う以外は、家でただただ見守ることしかできませんでした。

帰省から戻って一週間、悪い夢をみているようでした。
なぜ、もっとまめに、病院へ連れて行かなかったのか。
なぜ、かかりつけでなくてもいいから、10日に即入院させなかったのか。
なぜ、もっと楓の体調に注意していなかったのか。
痩せてもおらず、毛並みもつややかで、体力はまだ十分残っていました。
でもそれが、かえって苦しい時間を引き伸ばしてしまったのではないか。
早く治療を開始していれば、もっと生きられた命だったはず…。など。
多くの悔いが残る別れとなってしまいました。

最期は、私と夫の呼びかけに「ぐー、ぐー」と小さく二度鳴いて、息を引き取りました。
ほんとうに最期までけなげな良い子でした。
甘え下手でしたが、一番私を頼ってくれていました。
15年近く共に暮らし、福岡から一緒に越してきた家族を亡くし、寂しくなりました。

そういうわけで、しばらくの間、心からすっかり力が抜けてしまっていました。
命は儚く、取り換えのきかないものですね。
いつかは誰とでも、必ず別れが来るからこそ、今、会える家族や友人との時間は、大切にしないといけないと、また改めて痛感しました。
悔いの残らないよう、伝えたい想いは言葉や態度で、できるだけ伝えておきたいですね。

Photo

Photo_3

2001年11月に保護して以来、かけがえのない家族の一員でした。
なかなかの美猫でありましたshine

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コメント

こんばんは、お邪魔します。
綺麗な楓でしたね、お悔やみ申します。
おこがましいですが、拙詩を添えさせて下さい。

やさしいのはだぁーれ


やさしいのはだぁーれ
しくしく泣いてる
あの子だよ

やさしいのはだぁーれ
頭をなでなで
お母さん

やさしいのはだぁーれ
ふたりを呼んでる
お父さん

やさしいのはだぁーれ
お空でないてる
猫さんよ


投稿: テル | 2016年9月18日 (日) 23時07分

野生動物は敵に狙われないよう身体が
弱っててもそれを見せないように
するそうです。

野生動物ではないけど、こっとんさんに
保護されるまでは過酷な野良暮らしで
あったであろう楓ちゃんはそういった本能が
あったのかもですね。
最期にに呟いた「ぐー、ぐー」はお二人に向かって見せた最上級の「甘え」の言葉だったように思えます。

投稿: じゅんすけ | 2016年9月19日 (月) 07時07分

>テルさん
コメントと詩、ありがとうございましたribbon

詩の最後の一節、とても胸に沁みました。
動物って無垢で一生懸命で、共にいる人間にはそれが救いになることがよくあります。
猫を助けたつもりで、実は自分が助けられていた気がします。

投稿: りとるこっとん | 2016年9月19日 (月) 08時43分

>じゅんすけさん
コメント、ありがとうございますapple

獣医さんも、猫はわかりにくいです、とおっしゃっていました。
ちょっと気になる程度では、病院に連れて行く方がストレスだろう、と思って楽観的な判断をしていた部分があるので、今後はもっと気を付けないとと思います。
動物は言葉が離せないので、飼い主の判断がすべてですもんね。
辛い時間でしたが、最期に楓のそばにいてあげられたのだけは、良かったと思います。

ペットと共に暮らし始めた時から、いずれ看取る覚悟はしていても、やはり別れは毎回辛いものですね。


投稿: りとるこっとん | 2016年9月19日 (月) 09時03分

こっとんさん、こんばんは。

大切な家族との別れ、とても気落ちしてらっしゃるでしょうし、とても辛いお気持ちでいらっしゃることとお察しします。

でも、こっとんさん、どうかご自身を責めないで!
こっとんさんも旦那様も、楓ちゃんを本当に心から愛し可愛がり、最期の時も一生けんめいに手を尽くしたこと、読んでいても伝わってきます。
やれることはやったけれど、残念ながら神様が決めた寿命の時が来てしまったのだと思います。

楓ちゃんは、こっとんさんと暮らして、ずっとずっと最期の瞬間まで幸せだったと思います。

楓ちゃん、きっと言っていると思います。
『こっとんママとパパ、ありがとう。泣かないで。笑顔のママとパパが大好きだから』って。

投稿: 美香 | 2016年9月22日 (木) 18時19分

>美香さん
コメント、ありがとうございますcute

どのペットの死も、毎回、悔いが残ります。
動物は最期まで愚痴も、恨み言も言わないので逝くので、いっそう申し訳ない気持ちになってしまうんですよね。
でも、どんなに別れが辛くても、やっぱり出会えて良かったなと思います。
楓もきっとそう思ってくれていますね…。

温かな励ましも、ありがとうございました。

投稿: りとるこっとん | 2016年9月22日 (木) 23時52分

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