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2014年12月21日 (日)

詩集を2冊ご紹介

最近いただいた詩集から、2冊ご紹介しますbook

1冊目はさとうじゅんこさんの『夜空を とんだ』(らくだ出版)です。

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これまで出された3冊の詩集の中から選ばれた詩を中心に収録されています。
いくつもの病を背負われながらも、詩の中に流れるユーモアとおおらかさに、こちらが励まされます。
冒頭の詩「がん告知の翌日」は、重い題名ですが、詩人と医師のやり取りに温かな気持ちになります。
《「あなたはいつでも飛んでいますよ」》医師の言葉どおり、さとうさんは詩という翼で、無尽に飛んでおられると思いました。

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2冊目は西沢杏子さんの『虫の恋文』(花神社)です。

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『虫の落とし文』『虫の曼荼羅』『虫の葉隠』に続く、虫の詩集第4弾です。
虫を通して、命を人間を世界を、深く鋭く見つめた詩集です。
とりあげられている虫も、「卯月子守蜘蛛」「びろうどこがね」「どうがねぶいぶい」など、虫好きなら嬉しくなるほどマニアック!
「こめつき虫」の《かすかじゃ ない/ごみじゃ ない/泥じゃ ない》《くきっ と跳ねる/音で生きてる》など印象に残る言葉が並びます。
思わず足元の虫達に目を凝らしたくなる、読むほどに味わい深い詩集です。

                  

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