« 詩とメルヘン | トップページ | お知らせ »

2013年10月21日 (月)

映画「沈黙の春を生きて」

19、20、と26、27日の4日間で、原爆資料館で「長崎国際平和映画フォーラム2013」が開催されていますmovie
私は20日に、「幻の全原爆フィルム日本人の手へ!!」と「沈黙の春を生きて」の2本のドキュメンタリー映画を観て来ました。
どちらも、とても見応えのある映画で、行って良かったと思いましたが、特に「沈黙の春を生きて」は強く心に残りました。

映画を撮った坂田雅子監督は、ベトナム帰還兵である夫を亡くしたことをきっかけに、枯葉剤についての映画製作を決意し、2007年には「花はどこへいった」を完成。毎日ドキュメンタリー賞などを受賞されています。
「沈黙の春を生きて」はその続編にあたります。
上映の前には、監督の舞台挨拶もありました。

「沈黙の春」と聞いて、私が思い浮かべるのは、アメリカの海洋生物学者・作家のレイチェル・カーソンが書いた名著です。
化学物質による環境、生物への影響に最初に警鐘を鳴らした本として、1962年に出版され、アメリカでベストセラーになりました。
その同じ頃、アメリカはベトナムで猛毒のダイオキシンを含む枯葉剤を、大量に撒き続けていたのです。
ベトナム人はもちろん、従軍した米兵にも多くの被害者が出ています。
しかも、その子供達にまで!
映画では、さまざまな障害を持って生まれた帰還兵の子ども達や、前作で取材したベトナムの子ども達のその後を紹介していきます。
胸がふさがるようなシーンもありますが、それでも、与えられた人生を力強く生きていこうとしている姿に感動しました。

戦争で子ども達が傷つくことはあってはならないことです。(もちろん戦争自体にも反対です)
ましてや、後の世代の子ども達まで傷つけるなど、決して許されません。
そういう意味でアメリカは、原爆、枯葉剤、そうして劣化ウラン弾と、今まで3度も、地球や未来の命に対しての大きな罪を犯していると私は思います。
そのことを、アメリカの人々は真摯に見つめて欲しいし、同時に、日本で今も原発から海へ流出し続けている放射性物質のことも、考えずにいられませんでした。
機会がありましたら、ぜひ観ていただきたい映画です。

http://www.cine.co.jp/chinmoku_haru/story.html

|

« 詩とメルヘン | トップページ | お知らせ »

その他」カテゴリの記事

平和」カテゴリの記事

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/558447/58420408

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「沈黙の春を生きて」:

« 詩とメルヘン | トップページ | お知らせ »