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2013年3月15日 (金)

『狛犬の佐助』

児童文学作家、伊藤遊さんの新作が出ましたbook

狛犬の佐助 迷子の巻 (ノベルズ・エクスプレス) 狛犬の佐助 迷子の巻 (ノベルズ・エクスプレス)
伊藤遊 岡本順

ポプラ社 2013-02-02
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<明野神社の狛犬には、彫った石工の魂が宿っていた!>
この設定、読んだだけでもワクワクとしてきませんか?
「あ」の狛犬には親方、「うん」には弟子の佐助の魂が宿っていて、二頭はしょっちゅうおしゃべりをしています。
神社にお参りにきては話しかけてくれる見習い大工の耕平のことを、いつも気にかけている佐助。
行方不明になった耕平の愛犬を見つけ出す為に、懸命にがんばる佐助の姿には、ホロッとさせられます。
百五十年前の石工たちの魂が宿る狛犬と、現代の人々が織り成す楽しくて心温まるファンタジーです。

親方と佐助の会話や、幼稚園児たちの活き活きとした姿は面白くて、ハラハラする展開にも、最後まで飽きません。
岡本順さんの挿絵もぴったりで、物語の世界を盛り上げてくれています。
子供はもちろん、大人も楽しめる物語だと思いますdiamond
“迷子の巻”となっていますので、続編も楽しみです!

伊藤遊さんは、児童文学ファンタジー大賞を受賞した『鬼の橋』でデビュー後、『縁の松原』で日本児童文学新人賞と産経児童出版文化賞、『ユウキ』で日本児童文学協会賞、そして前作の絵本『きつね、きつね、きつねがとおる』では日本絵本賞を受賞されるなど、常に高い評価を受けておられる作家さんです。
どの作品もお薦めですgood

伊藤さんとは、ご縁があって10年以上前に知り合い、それからたまにメールなどでやり取りをさせていただいています。
お互い動物好きなので、ペットの話が中心ですがdogcat
『狛犬の佐助』には、動物への温かな眼差しもこもっています。

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コメント

こっとんさん
こんばんは。
伊藤遊さんのこと、拝読させていただきました。

伊藤遊さんは、私も好きな作家です。
私が協会の新人賞の選考をさせていただいていたとき、
『鬼の橋』が出版された時でした。
私は、大変強い印象を受け、忘れられない作品でした。
僭越ながら、この方は、きっとこれからも素敵な作品を書いていかれると
確信させていただいていました。

その後、書店で伊藤さんのご本をみると、うれしく思っておりました。
こっとんさんのブログをお借りして、
伊藤遊さんのますますのご健筆をお祈りいたしております。

投稿: はたち | 2013年3月16日 (土) 18時28分

>はたちさん
コメント、ありがとうございますribbon
私も伊藤さんの『鬼の橋』それに続く『縁の松原』は、すごく心に残っています。
ちょうどお会いした時、どちらも読んでいたので、その作家さんが目の前におられることに感激して、お声をかけた記憶があります。
次回作が楽しみですねbook

投稿: りとるこっとん | 2013年3月17日 (日) 08時21分

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