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2010年5月12日 (水)

物言わぬ生き証人

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5年ほど前から、原爆資料館や爆心地周辺の被爆遺構を案内する、ボランティアガイドをしています。(月に1、2回のぼちぼちペースですが
今週、小学生達を案内するので、コースの下見をしてきました。
今回のコースには被爆楠がある山王神社が入っています。
被爆楠を初めて見た時には、被爆の傷跡を痛々しく残しながらも、青々と葉を繁らせる姿に、畏敬の念を抱きました。
そしてその気持ちはいまだに変わりません。
何度も見ても、胸を打たれますし、厳粛な気持ちになります。
被爆者が年々減っていっている今、この楠は貴重な生き証人です。
言葉は話さなくても、その姿だけで、たくさんのことを語りかけてきます。
これからもずっと、人間に戦争、核兵器の愚かさを伝えていって欲しいと願っています

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コメント

70年は草木一本、生えないだろう(75年不毛説)と言われていたのに、わずか2ヶ月ほどで芽が出てきたんだから本当にその生命力はものすごいですね。
焼き尽くされた町で歯を食いしばって貧困、差別、体の痛み、苦しみに耐えがんばってこられた被爆者のみなさんにも頭が下がります。

「核兵器が、この世からなくなるのを見届けなければ、安心して死んでいけません。」
とNPT再検討会議で訴えた谷口さんの言葉を
心に刻みつけたいですね。
がんばりましょう!

投稿: ひさちゃん | 2010年5月12日 (水) 20時36分

>ひさちゃんさん
被爆楠が伝え続けていくように、人間は次世代へ、次世代へと、思いを引き継いでいかないといけないですね

投稿: りとるこっとん | 2010年5月12日 (水) 22時01分

こんばんは
クスノキ、きれいに撮れていますね
もう季節はずれなのですが、長崎での3社参り(初詣)はこの山王神社と住吉神社の2つだけ行きました。
あとひとつ、松の森神社に行こうと思いつつまだ行っていません。
松の森神社のクスノキも大好きです。

山王神社の被ばくクスノキ、被ばく者がこの世からいなくなっても私たちを見守ってくれると心強いです

投稿: のら | 2010年5月14日 (金) 00時22分

>のらさん
松の森神社、私も好きです
楠の大樹って、ただでさえ威厳があって見るだけでホッとしますね。
被爆楠はそのうえに被爆の傷を残しているので、尚更です。
これからも何百年と生きていって欲しいですね

投稿: りとるこっとん | 2010年5月14日 (金) 09時40分

そういうボランティアもなさってたんですね~頭が下がります。
 仲間内で恐縮ですが・・・もしよかったら、一度案内していただけないでしょうか。
 はずかしながら、(私を始め、私の周りの)長崎人たちは、原爆のことを口に出さない人が多いです。しかし、私の周りの県外出身の友人たちに、”それはオカシイ!”と言われたこともあり、昨年、原爆資料館の英語ボランティア講座に申し込みました。数回受講したところで、受講できない状況に陥り、中断してしまいました。
 今秋には再挑戦と思ってるのですが・・その前に予習を兼ねて、よかったら、暑くならないうちに、ご一緒に回っていただけたらウレシイです。
ブログに個人的お願い書くのは、よくないかなあ・・と思いつつ

 

投稿: Spica | 2010年5月15日 (土) 14時53分

>Spicaさん
もちろん、喜んで案内いたします
今度、お会いする時に、日程などのお話いたしましょう

投稿: りとるこっとん | 2010年5月15日 (土) 19時48分

ご快諾、ありがとうございます
もし他にご希望の方がおられたらご一緒に
次回のお目もじ楽しみにしています

投稿: Spica | 2010年5月15日 (土) 22時38分

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