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2010年5月

2010年5月28日 (金)

野生の知恵

嵐のような天気の時には、いつも外で暮らす生き物達のことが気になってしまう性質(たち)です。
先日も、一日中雨が降りrain、大雨警報も出されたりしました。
近くの川も珈琲牛乳色の濁流になったため、カモの親子達のことが気になっていました。
子ガモ達が流されてしまったのではないか、と心配だったのです。
でも、2日後の外出時に、川沿いを歩いて行ったら、元気な姿を確認することができましたhappy01

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中州の草の上に、見えにくいですが、3羽は確認できました。
もともと5羽ほどいたので、他の子も無事だといいのですが…sweat01
前に見た時より、ずい分成長もしています。
すぐ近くには母ガモもいました。

やはり野生生物の生きる知恵はさすがです。
ちゃんと、どこに避難すればいいか、親ガモはわかっているのでしょう。
雨に洗われ、いつもより輝く川のほとりで、カモたちはのんびりとくつろいでいましたshine
私の安っぽい心配など、どこ吹く風…、のように。

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2010年5月25日 (火)

“ひとり”を伝えること…

8月が近づくにつれ、長崎では原爆に関するテレビ番組が増えてきますtv
先週の土曜日には、原爆で亡くなった長崎医科大学の学生の日記をもとにしたドキュメント、「69日~あの日私は19歳だった~」が放送されていました。

日記を残したのは、秋口明海さんという19歳の医大1年生。
6月1日から書き始められた日記は、8月8日で終わっています。
「69日」というのは、彼が日記を書いた日数です。
書き始めてから1日も欠かさず書いていました。
日記の行間から、悩みつつも夢と希望を抱いて日々を過ごしていた、感受性豊かな19歳の青年の姿が生き生きと立ち上がってきました。
どういう医師になっていきたいか、という熱い思いも伝わってきました。
日記は、ひとりの青年が原爆が炸裂する直前までたしかに生きて、存在していたんだということを実感させてくれます。
8月9日以降のページが白紙なのが、なんとも切なくて胸がつまりました。

私は先日、彼が亡くなった地、長崎医科大学(現・長崎大学医学部)へ、小学生達を案内しました。
敷地内には、亡くなった大学及び大学病院関係者の名前を刻んだプレートがあります。
その中に秋口さんの名前もあるのですが、その時はまだ放送前だったので、彼のことは知る由も無く、ただ大まかな説明をして通り過ぎました。
でもこれからは、そこを説明する時には、必ず秋口さんの名前を確認し、日記のことも伝えるつもりです。
たくさん並んでいる名前のひとりひとりが、本当は彼同様、かつて懸命に生きていた人達だったことを、肝に銘じて案内しなくては、と思います。(もちろん他の場所でも)
亡くなった人達のことをただの数字として伝えるのでなく、“ひとり”の姿が見えるような伝え方ができるように、なっていきたいものですclover

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写真は、医学部門柱。爆風で前方に傾いています。


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2010年5月23日 (日)

「ためいきの霧」

  「ためいきの霧」

雨上がりに
山が
ためいきをついている

ほんわりと
白い霧にかえて

もらいすぎた水を
天にかえしている

                  こっとんの葉ノートより

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。

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今日は朝から1日雨でしたrain
それでも、たまに止む瞬間があり、そんな時、山から霧mistがもやもやと立ち昇っていました。(決して山火事の煙ではありませんcoldsweats01
まるで山のため息のようでした。

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仲良し?

先日、首輪デビューした“ゆず”。
どうやら、だいじょうぶそうです。
きなこと並ぶと、色違いの首輪をつけて、まるで兄弟のようhappy01
なかなか良いツーショットも撮れましたcamera

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二匹は年も1歳違いと近いせいか、まずまず仲良くやっています。
人間関係同様、猫関係も、難しいところがあり、最古株猫の楓は他の二匹のことがあまり気に入らないようですannoy
ウサギはいたものの、7歳までは一匹で育ってきたので、猫見知り(?)になってしまったのでしょうか?(人見知りでもありますsweat01
人間同様、猫の性格もそれぞれで、面白いものですcat

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2010年5月22日 (土)

澤地久枝さん

今日は作家の澤地久枝さんと、評論家の佐高信さんの対談講演会を聴きに行ってきましたear
澤地さんは、すぐれたノンフィクション作品を何冊も書かれている作家で、私が尊敬する女性の一人です。
今日も、今年80歳になられるとは思えない張りのある声で、わかりやすく沖縄問題などを話されました。
視点はいつも、時代に翻弄され、虐げられる側に寄り添い、不当な権力や戦争に対してはきっぱりと批判もされます。
その揺るぎのない姿勢には、畏敬の念を抱かずにはいられません。
と同時に、温かさも伝わってくるし、可愛さもあるし、素敵な女性だな…とshine

澤地さんの聡明さに近づくことは無理としてもcoldsweats01、私もこんな風に年を重ねていけたらと思います。
佐高さんとの対談は、笑えたり、頷けたりで、面白いうえに勉強にもなった、あっという間の2時間でしたclock

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2010年5月20日 (木)

首輪デビューなるか??

我が家の猫たちは、完全部屋飼いなので、外へ出すことはありませんhouse
それでも、万が一外に出て、迷子になってしまったりした時の為に、首輪をしておいた方がいいと考えています。
3匹のうち、2番目に飼ったなったきなこは、小さな時につけたので抵抗もほとんどなくつけてくれましたcat
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よく見えませんが、黄色い首輪をつけていますup
一番古株の楓は、大きくなってからしようとしたので、試しにリボンを結んだだけでも、パニックになりその場でクルクルtyphoon回ってしまうため、あえなく断念…sweat02
そして、去年の末から仲間入りした、もうすぐ1歳になると思われる、末っ子のゆず。
先日、お店できなこの首輪と色違いで、ゆずの毛色に似合いそうな緑色のを見つけたので買ってきて、夕べつけてみましたsign01
パニックにならないかと心配しましたが、多少、気にするしぐさをするものの、なんとかだいじょうぶそうcatface
さてさて、このままうまく首輪デビュー成功となりますか?? 
そうなればいいな、と思っているところです。

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2010年5月18日 (火)

「虹色の瞳」

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    「虹色の瞳」

地球のふところ深くで
眠っていたはずが
いつの間にか
吸い上げられ

まっくらな場所から
まっくらな場所へと
次々と
運ばれて

そしていま
雨上がりの路上で
石油のひとしずくが
丸い虹色の瞳になって
空を見上げている

はじめて出逢った世界に
驚いたみたいに
まばたきも忘れて

                   こっとんの葉ノートより

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:

先日、買い物帰りに、雨上がりの路上に虹色の輪が転々とあるのを見つけました。
車は通れない細い道なので、きっとバイクがガソリンのしずくを落としていったのでしょう。
虹色に輝いて、なんとも綺麗でした。
考えてみれば、石油は地球の奥深くで長い年月の末につくられたもの。
久しぶりに日の光にあたって、何を感じていたのでしょう。

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2010年5月16日 (日)

五月晴れの中をさるく

きのう、友人達と町歩きイベントの「さるく博」に参加して、長崎の町を歩いて来ましたhappy01
(“さるく”とは方言でぶらぶら歩き回る、というような意味)
何度も参加していますが、今回は外国人居留区だったあたりを、そこに住んでいた人達のエピソードを聞きながら歩くというコースでしたshoe

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人が生きていれば、その数だけ物語があるもので、悲恋あり家族愛あり、理想や野心、成功もあれば失敗もあり…。
いつの時代も人間は、同じように笑ったり泣いたり悩んだりしながら生きてきたのだなあ、としみじみconfident
長崎は猫が多い町で、歩いていると猫にもよく会いますcat
猫を見るのも、私にとってはさるく楽しみの一つです。

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以前、自分で行ったことのある場所でも、ガイドさんの話を聞きながら歩くと、また違った見え方がしてきてとても新鮮です。
今回のお楽しみは“さるき”だけではなく、その後のランチrestaurantもでした。(今回だけでなく、いつも、とも言えますがcoldsweats01
最後はホテルのレストランで、龍馬ブームらしく「お龍さんの初恋ランチ」をおいしくいただき、解散となりました。

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気持ちの良い五月晴れの下、目も舌も楽しめた1日でしたnotes

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「猫との関係」

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  「猫との関係」

猫をなでているようで
じつは
猫になでられている

なぜなら
いつの間にか心が
猫の背中みたいに
まあるくなっていくから

猫を守っているつもりで
いつしか
猫に守られている

                                    「小さな詩集」創刊号より

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜

生き物はたいてい好きですが、昔から猫とが一番縁があり、今も3匹と暮らしていますcat
どれももともとは野良だった猫たちです。
生き物を飼っていると、当然のことなのですが、思い通りにしてくれなくて手を焼くこともあります。(今朝も早朝に起こされましたし…sweat01
かえって人間の方が、甘え上手でマイペースな猫たちの思うとおりに動かされているのでは? と思うことさえあるくらいですcoldsweats01
でも、大変さ以上に、彼らからは楽しさや安らぎをもらっているので、私にとっては側に動物がいるという暮らしは欠かせないものとなっています。
子供の頃から、人に支えられるのと同じくらい、動物に気持ちを支えられて生きてきました。
言葉が通じないからこそ、通じるもの、というのもあるようです。

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2010年5月12日 (水)

物言わぬ生き証人

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5年ほど前から、原爆資料館や爆心地周辺の被爆遺構を案内する、ボランティアガイドをしています。(月に1、2回のぼちぼちペースですがcoldsweats01
今週、小学生達を案内するので、コースの下見をしてきました。
今回のコースには被爆楠がある山王神社が入っています。
被爆楠を初めて見た時には、被爆の傷跡を痛々しく残しながらも、青々と葉を繁らせる姿に、畏敬の念を抱きました。
そしてその気持ちはいまだに変わりません。
何度も見ても、胸を打たれますし、厳粛な気持ちになります。
被爆者が年々減っていっている今、この楠は貴重な生き証人です。
言葉は話さなくても、その姿だけで、たくさんのことを語りかけてきます。
これからもずっと、人間に戦争、核兵器の愚かさを伝えていって欲しいと願っていますshine

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2010年5月 9日 (日)

水辺の哲学者

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先日、カモの親子を見かけた近所の川で、今日はアオサギを見ました。
この川では水鳥をよく見かけますが、特にアオサギに出会うと、とても得した気持ちになります。
独特の雰囲気を備えた鳥だからです。
友人で、アオサギのことを「じっとしている姿は哲学者のよう」、と言った人がいますが、まったく同感です。
水辺に佇む姿は凛として、孤高の哲学者の風格です。
他にもまぶしい白色が美しい、コサギもいました。
サギほどの大きさの鳥たちが、普通に近くにいることを嬉しく思います。
そうして、かつては、トキもこんな風に身近で見られる鳥だったのだろうな、とも。
いつかトキが日本各地に戻って来てくれる日はくるのでしょうか?
サギ達があたり前のように近くで暮らす風景を大事にしたいものですribbon

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2010年5月 8日 (土)

「タンポポをつんで」

「タンポポをつんで」

きょうも
タンポポをつんで帰ろう


うさぎがいた頃のように
はな唄を歌いながら

きょうも
タンポポをつんで帰ろう

うさぎがいた頃のように
やわらかな葉をえらんで

きょうも
タンポポをつんで帰ろう

いつも
目を輝かせてかけよってきた
うさぎは
いま 胸の中にいるから

きょうも
タンポポをつんで帰ろう

うさぎといっしょに

                     こっとんの葉ノートより

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うさぎと暮らしていた頃は、近くの公園でよくタンポポを摘んで帰っていました。
今の家に住むようになってから、よく寄っていた公園には、シロバナタンポポがたくさんありました。
シロバナタンポポは西日本を中心にはえているそうです。
たしかに、関東地方に住んでいた間には、黄色いタンポポしか見たことがありませんでした。
九州に戻って来て、久しぶりにシロバナタンポポを見つけた時は懐かしく感じたものですshine
うさぎないなくって4年が経とうとしていますが、今も、タンポポを見かけると、つい足を止めてしまいます。
私にとってタンポポは、うさぎとの思い出の花ですconfident

 

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2010年5月 6日 (木)

生まれたての命たち

うちの近くの川には、一年を通して、鴨や鷺がいます。

今日も外出先からの帰りに、鴨を発見eye

雄鴨たちがのどかに餌を探していました。

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頭の緑がとても綺麗ですshine

雄鴨たちがいる場所から50mほど上流で、今度は雌鴨を見つけました。

良く見ると、つい最近生まれたばかりと思われる、雛鴨たちが一緒でした!

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懸命に母鴨のそばを泳ぐ姿が可愛らしく、しばらく見入ってしまいました。

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生まれた雛の中で無事に大人まで成長するのはわずかと聞きます。

できれば、一羽でも多く成長できますようにconfident

せっかく生まれてきた、ピカピカの新しい命。

見守っていきたいと思います。

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2010年5月 4日 (火)

NPT再検討会議

国内では、GWや上海万博の話題が賑やかですが、ニューヨークでは核不拡散条約(NPT)の再検討会議が、国連本部で始まりました。
長崎からは田上市長をはじめ、被爆者の方々や、核兵器廃絶の署名集めをしている高校生達などが現地入りしています。
NPTは1970年に発効され、5年ごとに見直されています。
核兵器の開発を禁止している条約で、保持国には核軍縮を義務づけています。(5カ国だけ所持を認められている点は大きな問題ですが)
欠点もある条約ですが、それでも、核兵器廃絶を実現していく為にはもっとも大事な条約となっています。
長崎では今回のNPT再検討会議について、連日ニュースで伝えられています。
もちろん、広島からも市長や被爆者がニューヨーク入りしています。
今回は約100人の被爆者の方々が現地入りされており、過去最大規模とか。
被爆者の高齢化が進む中で、おそらく今回が最後かもしれないという想いに突き動かされて参加された方も多いのではないでしょうか。
また、オバマ大統領の出現で、いつになく核兵器廃絶への期待感が高まってもいます。
それを考えると、世界で唯一の被爆国でありながら、日本からは首相も外務大臣も出席していないということに(外務副大臣が出席)、なんとも歯がゆさと情けなさを感じます。
長崎に住んでいると、被爆者の方と接する機会も多く、八月以外でも原爆に関する話題を耳や目にします。
できれば、長崎や広島だけが頑張るのではなく、被爆国として日本全体で世界に発信していって欲しいものです。
『微力だけど無力ではない』
これは、署名活動を続けている、高校生一万人署名運動のスローガンです。
私も自分ができることを、微力でもやり続けねばと思います。
今回のNPT再検討会議で、わずかでも核廃絶への道が前進することを願っていますclover

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2010年5月 3日 (月)

小さな野草たち

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今日出合った小さな野草たち。

名前がわかる花、わからない花。

どの花も花屋の花に負けない美しさで、輝いていました。

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風薫る

風薫る五月とは、よく言ったものだと思います。

山が近い我が家でも、この時期になると、あたりが甘い香りに包まれます。

生まれたての若葉たちの香りです。

今日は友人と、そんな五月の薫風の中を歩いて来ました。

天気は最高の五月晴れ。途中にはれんげ畑もありました。

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れんげ草は子供時代の思い出がたくさんある好きな花です。

最近は見かけることも減っているので、こうして会えるととても嬉しくなりますhappy01

しゃくなげが咲く滝にも立ち寄り、おいしい空気をたっぷりと吸い込み、命の洗濯shine

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足はすっかり疲れましたが、新緑に包まれた中を歩き、自然の力をたくさんもらえた良い1日でしたsun

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