2020年7月 1日 (水)

今年も合歓(ネム)の花

7月に入りました。
2020年も後半突入です。
今年は新型コロナウィルス流行で、春以降、普段のペースがすっかり狂ってしまい、あたふたしているうちに前半が飛び去って行った気がします💦
でも人類がどんなに右往左往していようとも、自然はおかまいなし。(当たり前ですが)
淡々と変化していくもの。
毎年、桜以上に私が楽しみにしている、合歓の花がうちの近所でも咲き始めました😊

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ふうわりとしたピンク色の花を見ると、気持ちが和らぎます。
九州の山では合歓をよく見かけます。
暖かい気候を好む植物なのでしょうか。
とても愛着があるので、拙著『あやめさんのひみつの野原』にも登場させたくらいです。
今年も時間があればまたゆっくり眺めに行こうと思います。
気分が重くなりがちな梅雨時の、貴重な楽しみです。

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近所の池では水蓮も咲いています。

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2020年6月25日 (木)

赤い首輪

   赤い首輪

顔見知りの野良猫

きょう 道で会ったら
赤い首輪をはめていた

ぼさぼさだった毛並みも
つやが出たみたい
顔つきも
柔らかくなって

「おうちができたんだね」
声をかけたら
「ナーン」
返事した

赤い首輪の鈴も
チリリと鳴った

               「こっとんノート」より

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~ ✿ ~ ✿ ~ ✿ ~ ✿ ~ ✿ ~ ✿ ~ ✿ ~ ✿

子どもの頃、実家で飼っていたチビという雄猫が、半年間、いなくなっていたことがあります。
諦めた頃に戻って来た時、びっくりしたのは、顔つきがすっかり険しくなっていたことでした。
薄汚れているのはもちろん、なんとも言えない迫力ある顔をしていたことを覚えています。
外暮らしをしていた半年間の厳しい日々を想像させるものでした。
それが、家に戻って過ごすうちに、みるみる元の顔つきに戻っていきました。
チビにとって、我が家は安心して過ごせる大切な場所だったのですね。

上記の詩、「赤い首輪」は実家の猫、黒猫のくろぶーがモデルです。
くろぶーも元はふらりと現れた野良猫。
道行く人に愛嬌を振りまいて、ごはんをもらって生きて来たようです。
去勢手術はされていたので、どこかの飼い猫だったとも思われます。
その後大怪我をしたこともあり、完全部屋飼いになり、今では毛並みもつやつや、ふかふか。
元気に過ごしています。

野良猫の生活は過酷です。
飼い猫の平均寿命が15年と言われるなか、野良猫は3~5年とも。
今は子猫が産まれる時期でもあり、各地で子猫が保護されているようです。
一匹でも多く、良き飼い主と巡り合って、幸せな一生を過ごして欲しいと思っています🐱

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2020年6月17日 (水)

白根厚子詩集『母のすりばち』

「小さな詩集」お仲間の白根厚子さんが4月に新しい詩集『母のすりばち』を詩人会議出版より上梓されました📖
遅くなりましたが、ご紹介を。

家族や友人とのかけがえのない記憶。
自然、命への想い、そして戦争への強い怒り。
詩人の言葉の翼は鋭く、優しく、そして時には軽やかに時空を飛び越えて古代人のフルートの音色を聴いたりもします。
読みながら、様々な光景が、想いが私の中に立ち上がりました。
特に、幼年時の戦争体験で白根さんの心に深く刻まれた、「戦争は無くさねばならない」という、揺るぎない信念は真っすぐに伝わって来ました。
3年前に亡くされたご伴侶のことを書かれた詩も胸に迫ります。

収録された作品の中より一篇。
長崎在住者として、被爆地の写真(おそらく長崎の原爆資料館にも展示されている写真ではないかと?)についての詩を。

       眺めてごらん

眺めてごらん
一枚の写真を
原爆が落とされ何もかも燃えてしまった
少女が茫々と広がる焼け野原を眺めている
足もとには髑髏がころがっている
あれは 少女の母親
ここに家族がいて
この街で暮らしていた
だのに母も 弟もいない 姉もいない

少女は眺めている
ただ眺めている
なにもない地平を

失ったものたちは
埋めようもなく
しがみついてくる


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2020年6月12日 (金)

6年間、そして5匹

今の住まいに越して来てから、6年が過ぎました。
新しい場所に引っ越す度に、私がまずすることは、歩いて行ける近所や、バスで通る道沿いの動植物チェックです。
犬、猫、亀、野鳥や昆虫をよく見かける場所や、好きな花が咲く場所等、出会う度に自分の頭の中の地図に書き込んでいきます。
普段は忘れっぽいくせに、そういうことは不思議と忘れません😅
とはいえ、外にいる猫や野生動物は自由に動き回るので、会えるかどうかは運次第💦
空振りもしょっちゅうです。
それに比べ、外飼いされている犬は、散歩などに出ていない限り確実に会えるので、前を通る度に確認するのが楽しい習慣になります。

ここに来た当初、私が確認できた外飼いの犬は5匹でした。
近所の庭やガレージに3匹、バスの窓から見かけるのが2匹🐶
勝手に眺めては、楽しんできました。
でもこの6年間で、1匹、また1匹と減っていき、とうとう先日、すべての犬を見かけなくなってしまいました。
最後までいたご近所のワンちゃんも、一昨日、前を通ったら犬小屋が片付けられていました。
最近はずっと具合が悪そうでしたし、一度だけ飼い主さんと立ち話をした時、「病気なんです」とは聞いていましたが…。
おとなしくて人懐こそうな白いワンちゃんでした。
どの犬とも、一度も触れ合ったこともなく、勝手に私が眺めていただけの関係。
それでも、いなくなると寂しさと不安が(どうしたんだろう?と)募ります。
もういないとわかっても、未だに、犬小屋があったあたりを確認してしまいます。
6年というのはあっという間でも、命ある者にとって(人間も含め)決して短い時間では無いのですね。
確かに、私のまわりでもこの6年、いろいろな変化がありました。
良くも悪くも、変わらないことは何一つ無いのだと、改めて思います。

最近は外で飼われている犬はめっきり減りました。
それは犬にとっては、きっと幸せなこと。
それでももし、これからも外で暮らすにワンちゃんがいたら、こっそり見守りたいと思います🐶

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↑ これは、前に住んでいた家のそばにいたワンちゃんです。
今も元気にしているのかなあ…。

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2020年6月10日 (水)

半年ぶりの再開

実に半年ぶりになりますが、ブログを再開することにしました。
もともと、訪問者の少ないブログゆえ、この記事を見て下さる方もいらっしゃるかどうか…😅
ですが、ボチボチとまた、自分自身の確認の為にも書いていきたいと思います。

このコロナ禍の中、ひとりで考える時間も増えました。
皆さまはどうお過ごしでしょうか。
勤めをしていない私は、家族以外、ほぼ誰とも話さない日々が、今も続いています。
ともすれば焦りそうになりますが、こんな時だからこそ、しっかりと心の目と耳を澄ませて、大切なことを見失わないようにしたいなと思っています。

なにしろ筆が遅くて…💦
これからもカタツムリペースかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

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新緑が目にしみます。

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愛用していたデジカメが壊れたので、新しい物を購入。
今度のは月が綺麗に撮れるので、嬉しくて、しょっちゅう夜ベランダに出て撮っています。
これは夕べの月🌕







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2019年12月17日 (火)

ねこ新聞

月刊で発行されている「ねこ新聞」という新聞があります🐱
”富国強猫”(猫がゆったりと眠りながら暮らせる国は心が富む国)の思いのもとに、猫に関する詩やエッセイ、絵などが満載の、猫好きさんは思わず手に取りたくなる小さな新聞です。
一昨年前くらいから購読しているのですが、この度、12月号に私の詩を2編と絵を掲載していただきました。
詩集『宇宙のすみっこ』に収録されている詩、「やさしい音」「猫との関係」です。
パステル画も一緒に掲載されています。

物を書いておられて猫好きな方は多いので、この新聞には著名な方もたくさん寄稿されています。
今、連載されている方にはエッセイストの青木奈緒さんや作家で目医者の寒川猫持さん等。
他にも、今号には高田敏子さんの猫の詩、関川夏央さんのエッセイ等、猫に関する文章や絵、写真が満載です。
猫がお好きな方には、特におすすめの新聞です👍
気になった方は、チェックされてみて下さいね~。
       ↓
http://www.nekoshinbun.com/

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我が家のゆず🐱
室内で傘を干していると、かならずやって来ます😊

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2019年12月 9日 (月)

福岡へ行って来ました

もう先々週末のことになりますが、福岡で開催された、日本児童文芸家協会主催の「童話塾In九州」に参加して来ました。

東京から童心社副編集長の橋口氏と、児童文芸家協会理事長の山本氏が来られて講演があり、九州各地で児童文学を書いておられる多くの方が参加されました。
九州にいるとなかなか、出版社や作家の方とじかにお会いする機会がありません。
今回は貴重な機会となりました。

橋口氏は、なぜ自分が児童文学を書いているのか(なぜ大人向けの小説ではなく児童文学なのか)、ということを改めて問われました。
社会状況から目を背けず真摯に向き合いながら、今を生きる子どもたちの心に届く作品を、丁寧に紡いでいかねばと気持ちが引き締まる思いがしました。
山本氏のお話は、とても実践的で面白く、すぐに自分でも試してみたくなるようなものでした。
独自の視点を見つける工夫と、それを読者に共感されるものにしなければならない、という話には深く頷かされました。

普段は独りで、離れた場所でそれぞれ書いている、九州内の書き手の方々ともいろいろお話できて、とても前向きな刺激をもらえた時間でした。
ご尽力くださった実行委員会の皆様、ありがとうございました。

翌日は糸島に住む友人に会いに行き、前々から行きたかった手作りの猫グッズを販売されている「のび工房」さんへお邪魔しました。
薪ストーブの香りに包まれたお店の中には、楽しい猫の絵が描かれた小物やカード、ファイルなど、あれもこれも欲しくなります。
何匹も猫さんたちが姿を見せてくれるし、店主のお二人と(姉妹でされています)のお話も楽しくて、時間を忘れて長居してしまいました。
猫好きの方には特におすすめのお店です!(土日のみの営業ですのでご注意を!)

今年最後の旅となりましたが、創作への意欲も湧きましたし、友人と良い時間を過ごせたし、忘れられない二日間でした。

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↑ のび工房さんにて。薪ストーブの前で寝ていた猫、がっちゃん🐱


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2019年11月22日 (金)

お知らせ

久々のブログです。
すっかり夏バテしておりましたー💦

さてこの度、『あやめさんのひみつの野原』が鳥取県の日本海新聞が主催する、「第38回 とっとり読書絵てがみ・感想文コンクール」の中学年部門の課題図書になりました!😊

https://www.nnn.co.jp/event/dokusho/

西日本、静岡、京都に続き鳥取!
とてもありがたく思います。
鳥取はまだ一度も行ったことのない場所です。
どんな子が手にとってくれるのか、どんな絵や文にしてもらえるのか、とても楽しみです。
鳥取県にお住まいの方や、お知り合いのいらっしゃる方、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

先日、静岡県の感想画コンクールの入賞作品を紹介した記事を編集者さんが送って下さいました。
『あやめさんの~』を描いたものは、3作品載っていましたが、どれもとても素敵で楽しい絵ばかりで感激しました✨
実物を見たかったなあ…。
ちなみに、全国の課題図書コンクール以外では、授賞式に著者として参加した経験はありません。
読者に直接会えるめったにない機会なので、希望する著者、画家は参加できればいいのにと思います。

長崎も秋が深まり、近所の樹々も紅葉、黄葉がようやく始まりつつあります🍁
海に近いうちのあたりは、台風の塩害で葉を枯らした樹々も多かったので、うまく紅葉できない樹も多そうです。
今年も自然の猛威を思い知らされる年でした。
来年は自然災害が少ないことを願います。

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実家の庭に咲いていたスミレ。
春と秋の、2回咲きます💠

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2019年6月23日 (日)

俳句をひとつ

母が認知症と診断されてから、もう8年近くになります。
今は地元のグループホームで暮らしていますが、まだ、かろうじて字も読めます。
でも、私や弟の名前は時々覚束なくなって来ました。
そこで先月から、毎週1枚、母に絵葉書を送ることにしました。

母が喜びそうな絵柄の葉書を選び、季節のこと等のちょっとした文章を。
そのうえで、最後に俳句を一つ添えることにしました。
母は30歳から短歌をはじめ、地元の短歌会の主宰もし、それを生きがいにしていました。
私が書くことや読書が好きなのも、母に似たのかもしれません。
私の創作活動の一番の応援者、理解者でありました。
今話したことさえ、ほんの2、3分で忘れてしまう母ですが、私の拙い俳句が少しでも楽しい刺激になればと思っています。

~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~

「もはやわが埒外にして生きつぐや沈黙の子の固き胸板」歌集『水脈』より
朝日新聞の折々の歌で紹介された、弟を詠んだ母の短歌です。(『新 折々の歌9』に掲載)

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近所で見かけた紫陽花とブーゲンビリア✨



 

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2019年6月19日 (水)

静岡と京都でも

今週は珍しく、連日の投稿になります😃

『あやめさんのひみつの野原』が、京都新聞主催の「おはなしを絵にするコンクール」そして「静岡県なつやすみ読書感想画コンクール」、それぞれの指定図書にも選定されました!

どちらも中学年部門です。
西日本に続き、2県もとは、とても嬉しくありがたいことです。
たくさん応募があるといいなあ。

京都府と静岡県の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします🎀

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物語に登場する、ドクダミ野原のヒキガエル、「ぬしどん」も楽しみに待っておりますよ~🐸✨

 

 

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