メイの苦手なもの
うちのメイは、ビニール袋の音がとても苦手です。
ちょっとカサカサと音がしただけで、あっという間に逃げて行きます。
何か、ビニール袋にいやな思い出があるとしか考えられない反応なのです。
メイは、前に住んでいたマンション内で、数日間さまよっていたのを保護しました。
まだ2か月ほどの子猫が一匹だけで、なぜ、オートロックのマンション内に入っていたのかが謎です。
これは私の勝手な想像ですが、もしかしたら、誰かにスーパーなどのビニール袋に入れて連れて来られたのではないか…?と。
そこで逃げたか、飼えないからと放り出されてしまったか。
でも、そんな無責任な人はなかなかいないと思いたいですが…。
とにかく、小さな子猫が、不安げな声で鳴きながら、マンション内の廊下を逃げ回っていたので、気になって仕方ありませんでした。
いずれ誰かに捕まり、管理人室へ連れて行かれることは間違いなく、そうなってもしも保健所にでも引き渡されたらと思うと、いても立ってもおられず、管理人さんに「連れて来られたら知らせて下さい。うちが保護して里親を探します」と伝えていました。
で、そのとおりになって引き取ったわけですが、予想どおり!?情が移ってうちの子になりました。
その二週間前に、きなこという猫を突然死で亡くしていたことも、メイに不思議な縁を感じた理由のひとつです。
あれから間もなく11年。
もう高齢といえる年になったメイですが、今も、ビニールの音がとにかく苦手。
ほんとうにいったい何があったの? とメイが言葉を話せるなら、気持ちを聞いてみたいものです。
岩合さんの「世界ネコ歩き」が大好き。
真ん前に陣取って、観ます🐱
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